WBS東京,池袋電:昨今の、エンタの仏様に代表されるような、生温い女子供向けの笑いブームに反吐が出る今日この頃ですが、皆様如何お過ごしでしょうか? I_am_prowrestlerです。
という訳で、5月5日こどもの日。
こんな日に本物の笑いを、本物の芸人を探しに、行ってきました、池袋手刀(チョップ)。
真の芸人(人はそれをカルト芸人と呼ぶ)、我らが指導者「GO!ヒロミ44’」(以下、指導者)が主催する「GO!ヒロミ44’の帰ってきた漫談日本一決定戦’06」がここ池袋手刀で開催。
指導者を始めとする、テレビでは決して見ることが出来ない7人の兵達の放送コードにガンガン引っ掛かる競演のリポートを、私、I_am_prowrestlerがお伝えしてまいります。。。
まずはオープニング。「♪レッツゴーレッツゴーヒロミGO♪」といつものテーマに乗って指導者が登場し、「カリスマ美容師」の一人コントを披露。いきなり下半身を露出させ場の空気を一気に持って行く。常日頃から、「俺様は脱ぐタイミングを熟知している。最近の若手芸人はただ脱げば良いと思っている輩が多い。俺様をそんな奴等と一緒にするな」と公言してはばからない指導者。I_am_prowrestler的にはその力を存分に垣間見ることが出来ました。
さて、トップバッターは「鳥居みゆき」。
7人の兵達の中で唯一の女性芸人で、紹介の写真を見る限り、ルックスのレベルもなかなか高い!!と、一瞬でも思った I_am_prowrestlerが間違いでした…。登場した彼女、目がマジでイってしまっている…。写真と全然違うではありませんか!!聞くところによると、彼女は正真正銘のリストカッター&メンへラーだそうです。落ち着きの無い佇まいがリアル感を漂わせています。芸の方は勢いで突っ走る一人コントで、一般的な「ブラック芸」(≠I_am_prowrestler的には全然ブラックではない)でしたが、本物のキチガイがハイテンションで騒ぎまくる、ということ自体が立派な芸となっていました。むかし、キャンディー奥津というレスラーのキャッチフレーズで「かわいい顔してテクニシャン」というのがありましたが、彼女の場合は「かわいい顔してリアルキチガイ」と言うべきでしょうか。ちなみに彼女、某サラ金のCMオーディションで小野真弓と最終選考まで争ったことがあるそうです。「あの時私が選ばれていれば!!」と、恨み節が爆発していました。なお、ココのページで、彼女の芸が見られます。
二番手は「チャーリー東京」さん。
70歳を超えた老大道芸人ですが、実は”東京都認定”のヘブンアーティストだったりします。手品と物まね、ギャグ等が芸の中心となっていますが、それらよりも、むしろその独特な雰囲気や軽妙なトークが秀逸です。年齢からも想像できるように、リアルな「ボケ」が入って来ていて、そりゃもう、笑わずにはいられません。脈絡のない繋がり、支離滅裂、意味不明なトークで、客を置いていくこともも多々あり、そこがまたたまりませんでした。
正直、本日のアングラ芸人達の一番中では、チャーリーさんが一番テレビ向けだと思います。てゆーか、放送コードに引っかからないのは、チャーリーさんだけかも知れません。。。老若男女に通じる芸風なので、扱われ方によっては、一発ブレイクする可能性もあるかもしれません。そろそろ寿命が近づいてきているようなので、死ぬ前に一度陽の目を見て欲しい、と I_am_prowrestler的には思います。一般層にも充分に受け入れられる芸&キャラクター。
チャーリーさんの芸もココで見られるようです。
三番手は「HEY!たくちゃん」。
人が真似しないマイナー芸能人(吉田照美や影山ヒロノブ等)の物まねを披露していました。はっきり言って I_am_prowrestler的には、芸は普通の物まね、顔真似の域を脱しないものでしたが、それ以外のフリートークで業界裏事情が爆裂し、笑いを持って行きました。本当にいい人みたいで、ここだけの話、と言いつつ危険な話が出るわ出るわ。。。
ここまで暴露してしまったからには、もう表の世界には戻れないと思います。これから、どのようにこちら側の色に染まっていくのか、じっくりと観察して行きたいと思います。
そろそろ笑い疲れてきたところで、続いては「元気いいぞう」さん。
我らが指導者も尊敬するという彼。日本ユーモア歌手協会、通称「NHK」の名誉会長を自称しています。ギター片手に登場し、まずはのど鳴らしに一曲歌う(曲名不明)。普通に歌が上手い。その後、いつものお約束である、客と一緒に「みんな元気〜?」「いいぞ〜いいぞ〜」という掛け声。この生温さ、I_am_prowrestler的に、こいつはハズレか?と思っていた矢先に、次のような歌を歌い始めました。「ついにきた、憧れの。ジョンがいる、素敵な髪型の。一つに纏まろう、あの頃のように♪」
ここで、ピンと来たあなた、感性が鋭い!!この歌のタイトルは「北朝鮮が攻めてきた」。素敵な髪型のジョンとは、もちろん金正日。ちなみに、この後の歌詞は「来た、来た来た、北朝鮮が攻めて来た〜!!♪」と続きます。
さすが、指導者が尊敬するだけのことがある。この方も、やっぱり「こちら側」の人でした…。この後も、ギターを片手に独特の世界観を歌い上げ、爆笑をさらっていきました。
いいぞうさん、実は「お笑いスター誕生」で優勝した経歴を持つという実力者だそうです。この他にも「恋する日教組」「池田○○先生を」「赤○敏ラディン」などなどの素敵なレパートリーをお持ちのようで、I_am_prowrestler的には是非とも聞いてみたいと思いました。
へとへとになってきたあたりで、「殿方充」が登場。
日本にやってきた外人に変装して、日本の投稿写真の素晴らしさを語り尽くすナンセンスなエロ漫談が炸裂。夫婦の営みを三和出版に何回も送りつけるが、なかなか取りあげられないので、三和出版に乗り込んで云々。という話の展開が全く見えない漫談で、始めから終わりまで笑いすぎて、息つく暇がありませんでした。
大学卒業という高学歴ながら、卒業後にしばらく引きこもり、その後芸人となったその経歴もまた興味深いです。各方面から評価の高い彼ですが、そのネタがテレビに流れることは、今までも、そしてこれからも無いでしょう。。。
セミファイナル。本日の兵達の中では、知名度が一番高いと思われる「みつまJAPAN」が登場。
存在自体が放送コードギリギリ、彼が日本最後のミゼットレスラーと言われても誰も疑わないであろう。存在自体で笑わせるという反則技を使い、我々を大いに苦しめた。昔はエスパー伊東や200%男安生洋二と同じ事務所に所属していたが、いつの間にか辞めてフリーになっていたそうです。久々の復帰戦ということだそうで、ネタ帳片手に、またネタ帳を読みながらネタをするなど日常茶飯事。そして出ました、得意技「まぁそんなことどうでもいいんですけどね。」炸裂。I_am_prowrestler的には笑い死んだ…。そしてようやくメインイベント。我らが指導者「GO!ヒロミ44’」が登場。
当日は、亀田祭の裏でこのイベントを開催していたこともあり、亀田親子と大阪西成にスポットを当てた新曲「亀田3兄弟応援歌」を披露しましたが、いまいち客が乗ってこない。。。てゆーかみんな笑い疲れて反応が悪かった…。I_am_prowrestler的にも、ギリギリまで踏み込んだ曲を聞きたかったが、時間が押していた関係もあり、短い時間で終わってしまった。残念無念…。さて、みんな笑い疲れたころに、出演者全員がステージ上に集まり、ようやくエンディング。指導者が指名した女性客が漫談日本一を決めることになり、結果として、チャーリー東京さんが2年連続の日本一になりました。パチパチパチ。
いやはや、I_am_prowrestler的に今日は最高の一日でした。笑い疲れる、というのはこの日のことを言うのでしょう。
指導者以外にもこんなに素敵な方々がいらっしゃるとは、まだまだ日本も捨てたものではありません。本日参加した全ての芸人達を I_am_prowrestlerは今後もチェックして行きたいと思います。
このようなブラック(小さい「ッ」を絶対に抜かさないで下さい)なネタが好きな方、是非とも次回はご一緒しましょう。
by I_am_prowrestler.
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