2010年08月10日

「安西直紀×椿昇対談、『月刊生徒指導』3号連続掲載へ!」

表紙モデル:山挑戦しなきゃ面白くない夏の重大発表第五弾です!

私、安西直紀が日本全国の教師に向けて執筆を続ける連載「不登校でもぜんぜんだいじょーぶ」が掲載されている雑誌「月刊生徒指導」上において、「安西直紀×椿昇」対談が、なんと未曾有の3号連続掲載されることと相成りましたァ!

今年2010年に創刊40周年を迎えた名実共に教育界の長老的雑誌「月刊生徒指導」の、ひしめく様な名だたる連載陣の中でダントツの無名かつ最年少執筆者である安西直紀でありますが、そんな安西激筆の連載「不登校でもぜんぜんだいじょーぶ」もついに半年を突破。

そこで、現代美術家にして元教師であり、しかも大日本山岳部名誉高級参謀でもある椿昇と、向風学校代表にして元不登校であり、しかも大日本山岳部総帥でもある安西直紀が、6月5日に京都で対談決行!

この対談を京都まで帯同した山岳部の急進派、サイレント末澤が一筆入魂の文章に仕上げた原稿内容が実にグレイト!

その結果!

7月12日発売の「月刊生徒指導8月号」のみに掲載予定だった原稿が予想以上に面白く文章量も尋常ならざるものとなり、尚且つ教育界に十分提言可能な内容であるという判断から、8月号より3号連続での掲載が決定したのです。

そして明後日8月12日(木)に対談中編が掲載される「月刊生徒指導9月号」が発売!

その対談の内容が、読むだけで閃きと周囲の反応を恐れずに自身の行動を推し進める気持ちがみなぎる誌上対談と化しておりますので、本日は明後日発売を前にして、対談の中身をチラリと公開いたしましょう!

それではどうぞ!

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イリュージョンなんやプロレス会場に連れてって『月刊生徒指導2010年8月号 不登校でもぜんぜんだいじょーぶ
             向風学校のススメ 安西直紀×椿昇対談』


今回は「不登校でもぜんぜんだいじょーぶ」連載半年を記念し、日本を代表する現代美術家の椿昇さんに登場して頂いた。椿さんと言えば、2001年に発表した全長40メートルに及ぶ巨大バッタのバルーンや今年の「六本木アートナイト2010」のメインを飾った裸子植物をイメージしたオブジェなど、鮮烈なインパクトを持つ巨大な作品群で知られている。また、その作品を通じて、宗教・民族対立やグローバリズムの問題など、現代社会が抱える問題への「ラディカル・ダイアログ(根源的な対話)」を模索してきた。一方、椿さんは教育者としての顔も持つ。20年以上に渡り、美術教師として第一線で教鞭をとり、不登校問題の解決にも独自の方法論で取り組んできた。そんな椿昇さんに不登校を代表して安西直紀が不登校問題の「ラディカル・ダイアログ」を挑む。

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◆独りが怖い中学生

安西:
今回は連載半年記念のメモリアル対談となりますが、椿さんは「不登校でもぜんぜんだいじょーぶ」を…

椿:読んでる。毎号読んでるよ。お呼びして頂き光栄です(笑)。

安西:ありがとうございます!椿さんは日本を代表する現代美術家です。私は2007年に京都で開催された「第2回世界アーティストサミット」に招待された際に、椿さんと初めてお会いしました。私が不登校をきっかけに続けてきた活動について話すと、椿さんは「長年、教師をしてきて様々な不登校生徒に出会ったけど、こんなに元気な不登校は見たことも聞いたこともない!」と驚かれていました(笑)。その時から、教師として椿さんがどのように不登校生徒と向き合ってきたかを知りたいと思っていました。まず椿さんの教師としてのご経歴を教えてもらえますか?

椿:ぼくは1978年から2002年まで24年間、中高一貫の女子校で美術教師をしてました。クラス担任、バスケ部の顧問、生徒指導もしてましたね。学校では保険室と美術室が問題を抱える子どもの逃げ込み先になる。だから自然と子どもの相談係になってました。
その後、大学教育にも関わり、学校教育全般に関わってきたけど、中学校教育が一番大事だと思ってます。その理由は、中学生の時期に人の基本的なモノの考え方が決まるからです。だから、この時期に人として基本的な部分を身につけてもらわなアカンねん。衝動的な欲求を抑える、忍耐力を身につける、いじめをしないとか。

安西:椿さんが中高の先生をしていた時、不登校の生徒はいましたか?

椿:もちろん、いたよ。不登校の生徒と一括りに言っても、不登校になる理由や状況は様々。一人ひとり違う。ぼくは女子校で教えてたけど、女子校には“大奥”みたいなとこがあってね。いじめもかなり陰湿でした。女の子のいじめって、とにかく“いけず”やねん。一番いじめられるのは、“いい子”を演じて嘘をつく子ね。虚栄心で「ないこと」を友達に自慢してしまうんです。「私は(人気者の)A子ちゃんと仲良しなの」とか、「ないこと」を言う。それでA子ちゃん本人が話を聞きつけて、「その子が言ってること、ウチは知らん。何を勝手に言うてんねん」となる。そんな些細なことから、いじめは始まる。教師はその気配を察知せなアカンよね。小さな芽のうちに摘み取らないと、あとあと大変なことになる。不登校にもなる。

安西:不登校はなぜ生まれるのでしょうか?

椿:結局、いまの子どもたちは孤独に弱いんやね。中学生が一番苦労するのが友達探し。友達がいないのが怖い。昼休みに一人でお弁当を食べるのが地獄なんでね。中学生は難しい年頃で、ノイローゼになってしまう子もいる。だから、ぼくは子供に“孤独のススメ”をする。「一生一人でも生きていけるやん」と。

安西:孤独に生きても「ぜんぜんだいじょーぶ」というわけですね。「孤独のススメ」、大賛成です。

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◆子どもへのアクセスルートを模索せよ!

そうきましたか安西:
私は前々号で、自分と現役不登校生T君との話し合いに基づいて「教室内ヒエラルキーの一例」という図を発表しました。私は教室内で目立たない「マイノリティー集団(オタク集団)」への教師の無関心が不登校を生み出す大きな要因になると考えています。

椿:面白い図やね。ぼくはこの図にもうひとつ丸を付け加えてみたいな。どの序列にも入れない、「マイノリティー集団」の中にすら入れないマイノリティーの生徒がいる。彼らこそが一番大変な不登校になってしまう。そこにこの問題の本当の闇があると思う。

安西:椿さんは、そういった生徒にどのように対応してきたのですか?

快談椿:まずは生徒の両親と徹底的に話し合う。両親の子どもへの接し方に問題があることが多くて、子どもが抱えきれないほどのプレッシャーをかけてたりするんよ。「いくら親でもそんなことしてたら、不登校にもなるわ」と率直に言わなアカン。そしてこれからその子のことをどうしていくか、時間をかけて話し合う。
生徒への対応は千差万別やけど、大きく3つのステップを踏むね。1つ目が「タッチ」、2つ目が「荒療治」、3つ目が「集中講義」とね。
「タッチ」の段階では、子どもへの「アクセスルート」を探します。そもそも、この段階では子どもとのコミュニケーションが成り立たたないこともある。そういう場合は、まず法的に居場所を確保してあげる。例えば、医者から診断書をもらって、学校に来なくてもよくしてあげる。
それから、子どもとの間で「ロールプレイングゲーム」をつくる。たとえば、出席することそのものをゲームにしてしまうわけ。子どもに「学校には来なくていい。その代わり、何時に学校の前を通れ。君が通ったら出席にするから」と言う。「どうやって私が来るのが分かるの?」と聞けば、「先生は教室から双眼鏡でお前が来るのを見てる」と(笑)。そして実際に来たら、出席にしてやる。他には、会話が成り立たなくても電話をする。「声は出さなくていい。でも君が生きてるか分からんから、息だけ聞かせろ」と言ったりね(笑)。実際にタッチするわけではないけど、つねにおせっかいをやく。半年ぐらいかけて子どもへ少しずつアクセスする。たとえ迷惑メールの受信でも、自分に何のアクセスもないよりマシなのと一緒。だんだん子どもと信頼関係が築けてくると、子どもが学校の前をうろつくようになるんよ。

安西:へぇ…とてもユニークですね!2つ目の「荒療治」は、どのようなことをするのですか?

椿:肉体から目覚めさせるんよ。ある子の場合は、3年間も不登校やった。この子はあまりに長く休み過ぎて、肉体が死んだように眠ってた。生命としての感覚が鈍くなっていたんやね。それで親ときっちり話した上で、あるドライブに連れていくことにした。いつまでも部屋に引きこもってるから、家まで迎えに行ってね。その子は当然気乗りしていなかったけれど、部屋からひっぱり出してきて車の助手席に乗せて、「人生というものを味あわせてやる」言うて(笑)ドライブに出かけた。大雨の日やったな。近くに線路があってね。その線路沿いの細くて長い道を相当なスピードで走ってん。こっちも真剣で命がけやった。その結果、その子は次の日から学校に来るようになった。圧倒的なスピードを体感して肉体が目覚めたんやね。

安西:すごい…。まさしく驚愕突破だ。では、3つ目の「集中講義」とは?

by 『月刊生徒指導2010年8月号 不登校でもぜんぜんだいじょーぶ
             安西直紀×椿昇対談』より抜粋


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…読んでる!毎号読んでるよ!

…タッチ、荒療治、集中講義!

…孤独に生きても「ぜんぜんだいじょーぶ」!

これはもう先が気になって仕方がない!

続きは明後日発売『月刊生徒指導9月号』をザッツ注文して、その目で見届けよ!

対談中編として不良、不登校、日教組にも言及する、安西連載の最新号『月刊生徒指導 2010年9月号』は、全国の大書店並びにamazon.comにて定価800円で明後日8月12日に発売中です!

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「月刊 生徒指導 2010年8月号 〜生徒指導提要を“現場”でどう活かすか〜」
出版社:学事出版
発売日:2010年7月12日(月)
定価:800円
登場著名人:安西直紀
登場ページ数:5ページ
連載タイトル:「不登校でもぜんぜんだいじょーぶ 第8回 〜教師たちよ、今こそ子どもへのアクセスルートを模索せよ! 前編〜」

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「月刊 生徒指導 2010年9月号 〜生徒指導提要の個別の課題に取り組む〜」
出版社:学事出版
発売日:2010年8月12日(木)
定価:800円
登場著名人:安西直紀
登場ページ数:5ページ
連載タイトル:「不登校でもぜんぜんだいじょーぶ 第9回 〜教師たちよ、今こそ子どもへのアクセスルートを模索せよ! 中編〜」

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「月刊 生徒指導 2010年10月号」
出版社:学事出版
発売日:2010年9月12日(日)
定価:800円
登場著名人:安西直紀
登場ページ数:未定
連載タイトル:「不登校でもぜんぜんだいじょーぶ 第10回 〜教師たちよ、今こそ子どもへのアクセスルートを模索せよ! 後編〜」

※amazon.comほかネット系書店、並びに都内書店で購入が可能です
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地図の上の文字に注目ちょっと暗号「〜大和青年会議所主催〜 安西直紀講演会 不登校でもぜんぜんだいじょーぶ」
日程:2010年8月21日(土)
主催:大和青年会議所
場所:神奈川県大和市・大和生涯学習センター(神奈川県大和市深見1-13-17)
最寄り駅:相鉄線・小田急江ノ島線 大和駅 徒歩15分
入場料:無料

受付時間:18時〜
時間:18時30分〜20時30分
講師:向風学校代表 安西直紀


講演会内容について:
社団法人大和青年会議所では社会的問題でもある、子どものいじめ問題や心にSOSを抱えて不登校や引きこもり等の現状を社会問題として取り上げ、この度「不登校でも、ぜんぜんだいじょーぶ」と題した講演会を下記のとおり開催することになりました。今回の講演会では実際に不登校を経験した方を講師として招き、こどもたちの可能性を親世代の私たちが、そして青年会議所としてどの様にこどもたちを支えていくべきか、そして、学校、地域のボランティア団体、地域の事業所がどの様に共働していくべきかを考える講演会となっております。第一部では講演会、第二部ではグループディスカッションという二部形式の講演会となります。

まず私たち大人がそういった問題に対し何を学ぶべきなのか、そして大人として何を協力し、こどもたちに何をしてあげられるのか、又悩みをもつ子どもたちに少しでも心を軽くするヒントを考える機会としたく思っておりますので、ぜひご参加ください。


※事前予約の必要なく、どなたでもご入場可能です。どうぞお気軽にお越しください。
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