
WBS東京,大田電:サル6月9日。
大日本山岳部カナダ特派員、edaちゃん超オススメのアクション映画の大作「SPL〜狼よ静かに死ね〜」を”アジア映画の殿堂”キネカ大森に行き、見てきました。

この映画、アクション映画冬の時代を象徴するかのように上映映画館が極度に少なく、東京都内では新宿オスカー(@歌舞伎町)とキネカ大森のみ。(しかも、この時点で新宿オスカーでの上映は終了していた)
さらにはキネカ大森のマニアックパワーを持ってしても、毎日19時40分から1日1回(だけ)公演が限界という悪条件。正直、行こうかやめよか考えたくなる上映開始時間に足が遠のき、持ち前のグータラ精神との併せ技一本で、最終日まで延ばし延ばしにしていたのですが、この「SPL〜狼よ静かに死ね〜」は、これまでedaちゃんが血眼になって薦めてきた映画。

やはりこればっかしはスクリーンの前で目ェひん剥いてでも見届けねば!と思い、上映開始15分前のドタン場19時25分に愛車ジャガー(ママチャリ)に飛び乗って出動!目指すはキネカ大森。ダッシュオオモリレーサー100!

そして、通常30分は余裕でかかる道のりをサムライピザキャッツ並みのニトロジェット18分で到着し(大森までの道は、「三島由紀夫映画祭’06」を見に行った時に確認しといた)、西友6階キネカ大森までグハゼェいいながら駆け上がり全席約50席のコンパクトなキネカ大森3番館に突入しま〜す(@永世十段)すると、スクリーンには、どこか物悲しさが広がる海がバーンと大映しになっている!
ありゃ!これ北野映画か?‥と思っていたところにタイトル「殺破狼」が(あっちのタイトルではこれが正式名称らしい)!
おっほえ、とりあえず間にあった!

普段はスクリーン近くの席を陣取るのが好きな僕ですが、もう始まっている手前、ズカズカと最前列に行くのも申し訳ないので、最後列のはじっこ席へ。観客数は21人。わりに入っているな、という印象。

30分ほど経過したころでしょうか‥。驚くべきことが映画館内に巻き起こる!ママチャリダッシュのせいで、今だ体熱が取れない僕は、持参したうちわで足(太もも)と顔を扇ぎつつスクリーンを見ていたのですが、突如後方でガタッという音が聞こえ、美人(っぽい)OLが、僕同様に息を切らしながら映画館に入ってきた!

オイオイ、目の色が全員一緒の現代のOL衆の中に、「SPL」を30分経過した後でも見たいという気概を持った娘がいるんかェ!ビックリしながらも(上映中なので心の中で)叫ばずにはいられない。
アクション映画は死なず!!

映画の中身にも触れると、中盤、紙プロで花くまゆうさくも触れていた柔術の攻防が巻き起こり(edaちゃんは「柔術的な動きの場面はさすがに目の肥えた総帥にとって稚拙に映るかも。どうかそこは彼らのチャレンジ精神を汲んでください。」と恐縮していたが)、さらには指関節を取り合うという、以前、佐山サトルが推し進めたグラップリングアンリミテッドルールまで飛び出した!
掣圏道戦士同様、ただゴロゴロねっころがっているだけじゃねぇ!さらに映画終盤、吉川晃司とユン・ドンシクのアイノコみたいな、ちょっとショボ顔の中ボスが顔とは打って変わって、強ぇ!千手観音(@ガンツ)並みに強ぇ!

そしてこれは映画全体を通して一番思ったことですが、ラスボスのサモハン・キンポーの圧倒的な存在感がズバ抜けている(正直、主人公よりもずっと存在感があった)!まるで昨年実写化された「アストロ球団」にシュウロ監督役で出演した千葉真一を見るかのような他を圧倒する存在感が残りつつ映画は終了。

純正アクション映画を見たのは久しぶりですが、尋常ではない攻防のスピード感にはビリビリ来ました。あと個人的には、タイのビートたけし(@マッハ!!!!!)を彷彿とさせる主人公の同僚の中年刑事(デカ)がいい味出していると思いました。
来月、一時帰国するedaちゃんとも杯交わしながら語りたいものじゃ!
・流れる音楽が激シブの「SPL〜狼よ静かに死ね〜」公式サイトはコチラ
・吉川晃司公式サイト「K2 Net Cast」はコチラ
・いちいちアクション映画愛に溢れている、edaちゃんの連載「CINE'MA DE MONTRE'AL」バックナンバーはコチラ













