
WBS東京,品川電:今月末の3月31日をもって閉館が決まってしまった「メルシャン品川アイマックスシアター」。
前々号でもお伝えしましたが、軽井沢にあるアイマックスシアターも同時閉館というダブルパンチのこの事態に、なんとしても品川には駆けつけねば…という気持ちが僕の中でワナワナと溢れ出る!

そこで、前日夜に「不滅」の文字を書道でしたため(しかも急いで書いたので「不減」と書いちゃった)、自身のblog上でアイマックス好きを公言していた元ワープの飯野賢治氏にも撤退の悲報をメールで伝え(なんと返信もアリ!嬉しいね)、自分で勝手に盛り上がって品川プリンスホテルへ駆けつけることにしました。
ドッコイ例によってギリギリまで準備に時間がかかり、映画上映15分前に愛車ジャガー(ママチャリ)で向かおうとしたものの目黒から品川は案外遠く、はじめの上映作品が始まってしまうのでやむなく五反田で電車に乗り換え。それでも10分遅刻。並の映画ならば、はじめの10分間など携帯電話の電源を切れ指令と、映画予告編と、映画が盗まれていますとか言うCMと、なんか黒人たちが意味もなくゴミ箱のふたやドラム缶を楽器に見立ててドンドコ叩いているドルビーシネマサウンドのCMで満たされて本編には余裕でセーフですが、アイマックスで10分遅刻は命取り。

なぜならば、はじめの上映作品「T-REX」の上映時間わずか26分!み、短ィ!6Fの入り口まで息を切らしてエスカレーター駆け上がり、チケット買って、飛び出す3Dメガネをまるで給水所で水コップを奪うが如く受け取りシアターに入った途端、3Dメガネ効果で恐竜(T-REX)が目の前まで飛び出す派手なアイマックス洗礼を受けつつ着席。
この作品は前にも一度軽井沢で見たことがあるのですが、考古学博物館から古代ジュラ紀にワープして出会うティラノサウルス(T-REX)をはじめとする恐竜たちが3Dメガネ効果で目の前まで飛び出してくるなかなかの迫力の内容。

観客は8名(客数約250)。アイマックスにしては大健闘の数字です。しかし、わずか26分ではあまりにもストーリーが飛び飛びで、一緒に介錯人を努めてくれたアジト谷川(アイマックスは初めて)は苦笑しっぱなし。
しかも恐竜だけでなく、なぜか博物館内にいるネコや電気スタンドが過剰に飛び出す不要箇所も多数。
仕切りなおしの2本目の作品は「DEEP SEA」。ただ単に海の不思議な生物が飛び出すだけ、という余計なものを排除したアイマックス十八番の作品です。観客は3名。
淡々と海の中を映す上映中、安西はまるで海を漂うウミガメになった気分でウットリ、アジト谷川は隣でグッスリ。

上映終了後、あと2日で閉館ということもあり、会場にはこれまでの全上映作品のチラシや、当時関係者のみに配られたらしい(一体どういう関係者なんだ?)名作「ミステリーオブエジプト(声の出演:江守徹)」のステッカーがご自由にお持ちくださいになっていたので狂喜してお持ち帰りしまくりました。
さらに!最後に受付のお姉さんから、アイマックススタッフの手作り「アイマックスシアターの上映フィルムしおり(フィルムの一部をしおりサイズに切ってリボンで結んでいる)」までプレゼントしてもらい、心から来てよかったといえるほど大満足でした。
僕も受付のお姉さんにこれまでのアイマックスへの想いをブチまけて、山岳部名刺をプレゼントし大日本山岳部のことを伝えてきました。水道橋博士や本上まなみなど、アイマックス隠れファンは人々が思うよりも多いものの、日本で残っているアイマックスはあとは大阪のみ。いつも行くことはできませんが、あの誰もいない映画館での贅沢な時間を作り出す大阪アイマックスよ、どうか末永く生きながらえてくれ!
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